メリハリある働き方求め裁量制・在宅勤務加速、数値目標掲げ実行
---働き方改革、ダイバーシティへの取り組みはいかがですか?
2008年から「メリハリのある働き方を」ということで、いろいろなことに取り組んでいます。2017年は裁量労働制、在宅勤務制を取り入れたこともあり、年間の総労働時間は平均で2,000時間を切りました。有給休暇取得は平均16日で、毎年改善傾向にあります。今年は年間の総労働時間1,965時間未満を目標とし、毎月の残業時間を1時間減らし、有給休暇取得を1日増やす「ワンワン運動」を行っています。ITツールの活用で、在宅勤務についてもそれまでの制約を減らし、勤続3年以上で従事する業務とパソコンの環境が整えば、申請により認めるようにしました。
女性の活躍推進では、もともと技術系の女性が少なくて難しいのですが、数字的な目標がないと達成できないので、事務系で40%以上、技術系で15%以上をめざして採用活動を進めています。管理職も18年3月末で、課長職以上の女性比率が1.7%、係長クラスで10.3%ほどしかいません。目標は管理職(主席以上)で2.0%以上、係長職以上に占める女性割合において13%以上です。毎年100人以上採用しているキャリア採用なども含めて、「働き方改革」を進めるなかで、実現したいと考えています。