さまざまな切り口から融資案件を審査、いただく金利に見合うサポートを心がける
--- 3カ年計画に沿って新たな組織づくり、体制整備も進めています。
7月に「価値創造事業部」という組織を本部に立ち上げました。取引先に対して、さまざまな切り口で事業発展や継続のためのソリューションを提供する部門と、リスク管理や債権回収を担う審査部門と管理部門の組織を統合しました。いろいろな角度からお客様をサポートしていこうと考えた体制で、代表理事専務が部長を務めており、今回の事業計画の目玉の一つです。
融資のスタンスも変わっていくと思います。これまで、担保や保証に過度に依存しない融資に力を入れてきました。しかし、新しい技術であったり、事業の切り口、アイデア、その将来性、さらには社長の人柄であったり、そうしたことをしっかりと分析して評価し、それを応援していくにはどうしたらいいかということになります。案件の審査のための会議では、本部の担当者や支店長、担当者も入り協議しています。本部各部署がいろいろな切り口から案件を見るようになると、現場にはいい勉強になると思います。
担保に依存しない融資となれば、その分、貸し手としてリスクを取ることになります。ただ、リスクに見合う金利を受け取らせていただき、いただく金利に見合うサポートを提供するということです。