昨今、インターネット上でビジネスに必要な情報を調べて利用することは、当たり前の日常となりました。また、アナログ情報をデジタル化して保管・利用する動きも本格化しています。
しかし、世の中の多くの創作物には著作権が発生しており、インターネットに散らばる情報もその例外ではありません。著作権侵害だと指摘を受けないよう、企業活動において気を付けるべき点をいくつかご紹介します。
著作物の引用 6つの要件
東京大学工学部、中央大学法科大学院、スタンフォード大学ロースクール卒。主要取扱分野はIT全般、知的財産、FinTech等。経済産業省メディア・コンテンツ課非常勤、金融庁市場課専門官、東京大学情報学環非常勤講師、各種団体役員、中央省庁の委員会委員等、多数の公職に従事。『Google Books 裁判資料の分析とその評価』(商事法務・2016年)、『インターネットビジネスの著作権とルール』(CRIC・2014年)、『デジタルコンテンツ法制』(朝日新聞出版・2012年)など著作講演多数。