NIKKEI Media Marketing

昭和女子大学

導入事例 Case Study
飛田 史和 氏(中央)

中国の「核心的利益」政策を読み解く
国際経済への関心高まる

昭和女子大学

グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科 教授
飛田 史和 氏

導入しているサービス
  • Nikkei Asia(教育機関向け)

 昭和女子大学のグローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科で国際経済論を担当する飛田史和教授の授業で、2021年12月3日、日本経済新聞社の英文ニュースメディア「Nikkei Asia」を活用した特別講義が行われました。記者経験のある日本経済新聞社グローバルユニットの清水泰雅氏が『Nikkei Asiaで読む中国・習政権の針路―「核心的利益」が示す妥協なき拡大政策』をテーマに講義。参加した学生にアンケートを実施し、12月17日、寄せられた質問などをもとに交流会も行われました。
 交流会では国際経済論を受講している生徒ならではの核心をついた質問に対し、清水氏が記者の視点でニュースの背景や国際社会の価値観などを踏まえて解説しました。ニュースをきっかけに、国際経済への関心がさらに高まったようです。

「Nikkei Asia」導入の経緯はこちら

学生から寄せられた、主な感想

・記事を読み日本とは異なるアジアの国が、他国とどの様な関係にあるのかを詳しく知る事ができ良かった。アジアの国だけではなく、ヨーロッパなど世界中の国のタイムリーな経済状況、政治状況などを知ることができとても興味を持っている。最近興味を持っている記事はコロナウイルスのオミクロン株についてです。OMICRON VARIANTというトピックもいち早く完成されており、世界の対応や、ワクチンの効能、開発状況について知る事ができとても良い。日本の塩野義製薬と第一三共がオミクロンに対するワクチンを開発していて、その効果もNikkei Asiaを読むまで知らなかった。

・中国銀行が、信用不安によりバブルが終わりそうだという記事が面白かったです。中国にはとにかく景気が良いような印象を持っていたので、予想外な展開が読んでいて興味深く感じました。

・海外の情勢を日本語でしか読んだことがなかったので英語で読んでみるとまた違った観点から捉えられるのが面白いと思います。

・北極資源に関する記事が興味深かった。 今まで知らなかった内容だったので多くのことを学べた。

グローバルスタンダードの視点や価値観学ぶ 貴重な教材

 講義、交流会に参加した同科で学ぶ3年生のゼミ生に、「Nikkei Asia」についてインタビューを実施、次のような意見をうかがうことができました。

――Nikkei Asiaを読んだ印象はいかがですか?

 「英語の経済ニュースを読んだのはNikkei Asiaが初めてでしたが、日本のメディアとはテーマの取り上げ方が違うと感じました。読者が日本人ではなく世界の人々を対象としているだけに、グローバルスタンダードの視点や価値観が学べます。国際経済を学ぶうえでは、貴重な教材にもなると思います。もっと早くNikkei Asiaがあることを知りたかったし、まだ、知らない学生にも教えてあげたいです。」
 「経済ニュースだけではなく、K-POPの人気グループの記事もあり、おもしろかったです。親しむためには、そこから読み始めるのも一つの方法ですね。」

――記事の難易度はいかがですか?

 「私たちの学科はオンライン留学の経験もあり、英語の授業も受けています。ただ、経済ニュースとなると、経済の専門用語がわからず、一つ一つ単語を翻訳しながら読み込んでいきました。一つの記事を読むのに30分かかることもあります。」
 「記事の内容が分かったつもりでも、授業で確認するとまったく違っていたこともあります。今回の特別講義でも気づかされたのですが、そのニュースの背景をわかっていないと、捉え方を誤ってしまいます。授業での答え合わせが楽しみです。」

――今後もNikkei Asiaを読みたいと思いますか?

 「就職活動では試験や面接で時事問題が出ます。そのためにもNikkei Asiaの記事は就活対策として活用したいと思います。グローバルスタンダードの視点を身に付けることができれば、就活でも強みになり自信を持って臨めます。」
(2022年2月2日 更新)

プロフィール

大学名 昭和女子大学
創立 1920年
所在地 東京都世田谷区太子堂1-7-57
学生数 大学 6,190人 大学院 117人 (2021年度)
学部・大学院 国際学部 グローバルビジネス学部 人間文化学部 人間社会学部 食健康科学部 環境デザイン学部
【大学院】文学研究科 生活機構研究科(保育・福祉施設経営、マネジメント/消費者志向経営が学べる【大学院1年制コース】2021年4月新設)
Webサイト https://univ.swu.ac.jp/

関連情報

関連するサービスの導入事例

関連するサービスの一覧