金沢工業大学
情報フロンティア学部・経営情報学科 教授
松林 賢司 氏
DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速するなか、大学にはビッグデータを分析し経営者へ提言を行える、高度な情報処理能力と経営力のマルチな能力を兼ね備えた人材の育成が求められている。「共同と共創」の精神で外部の英知を取り込み、授業に活かしている金沢工業大学は、日本経済新聞社グループが提供する「大学授業・ゼミナール支援パッケージ」サービスを採用、ビッグデータとして日経POS情報を使って実践的なマーケティングの演習を行った。その狙いと成果を松林賢司教授にうかがった。
大学名 | 金沢工業大学 |
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創立 | 1957年 |
所在地 | 扇が丘キャンパス(メインキャンパス)/石川県野々市市扇が丘7-1 やつかほリサーチキャンパス/石川県白山市八束穂3-1 白山麓キャンパス/石川県白山市瀬戸辰3-1 |
学生数 | 6,415人 (2020年5月1日現在) |
学部・大学院 | 工学部、情報フロンティア学部、建築学部、バイオ・化学部、環境・建築学部 (学部改組に伴い、募集停止または名称変更を行った学科含む) |
Webサイト | https://www.kanazawa-it.ac.jp/ |
青山学院大学
青山学院大学経営学部は2019年4月からマーケティング学科の講義「マーケティング・ワークショップA」のなかで、「日経POS情報」を教材として採用、半期の講義を通じて、学生たちに実践的なデータに対するリテラシーの向上と分析ノウハウやスキルを学ぶ機会を与える取り組みを始めた。これは2018年に開始したいくつかのゼミナール生を対象にした「日経POS情報SCANレシートデータ」を活用したデータ分析とその発表会をコンペティション形式で行っていること(以下、ゼミコンペ)を受けた試みで、その狙いとこれまでの進捗について、横山准教授にうかがった。