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清泉女子大学

導入事例 Case Study
学生部就職課<br />
係長 大野 亮一郎 氏

業種分類を切り口に、企業・業界を知る
『日経バリューサーチ』

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学生部就職課
係長 大野 亮一郎 氏

導入しているサービス
  • 日経バリューサーチ (教育機関向け)

 スペインで設立された聖心侍女修道会を創立母体とし、1950年(昭和25年)に設立。キリスト教ヒューマニズムを建学の精神に、「まことの知・まことの愛(VERITAS et CARITAS)」の追究を教育理念としている。少人数教育による人格的触れ合いを通して、自分で考え、判断し、決断することのできる女性を育成する。また、自国の文化と他文化を理解し、地球市民として、共に生きる姿勢を大切にしている。

導入のきっかけを教えてください

 以前から日経の新聞記事や企業情報を学生の就職活動に活用させたいと考えていました。いくつかのサービスのうち、日経バリューサーチは定額制で予算の範囲内だったので導入を考えました。検討のため実際にトライアルしてみて、思った以上に取得できるデータが多いと感じました。

 特に「企業・業界分析」が良くできていますね。企業名や業界名を直接入力して検索するだけでなく、業界の階層(大分類・中分類・小分類)を順にクリックすると見たい業界・企業が探せます。さらに関連情報をPDFやPowerPointのレポートにまとめてくれる機能もありがたいです。業界や競合他社、業務内容、関連する企業や企業規模がわかる。学生が自分自身で業界比較をすることができるので面接対策に活用できます。志望動機をまとめる最初の情報収集として非常に有効です。

 個人的には、記事検索に日経ヴェリタスがあったことがうれしかったです。投資家向けの媒体ですが、企業分析をまとめた記事も掲載されるので、学生にもピックアップして見せています。

「財務分析」という視点が強すぎると学生は戸惑います。日経バリューサーチは記事検索もできるので、数値データと記事データ、総合的に使えるため取り組みやすいと思います。

導入後の利用状況はいかがですか

 本学の学生は文学部ということもあり、普段の授業では企業データベースにあまりなじみはありませんが、学生は就職活動をきっかけにして、日経バリューサーチを図書館やパソコン教室はもちろん、ラーニングコモンズなどで自由に利用しています。何かあればすぐ私達に聞けるので、就職課の資料室で利用する学生も多いですね。

 ガイダンスなどを通じて継続的に紹介する必要性を感じており、年6回の全体ガイダンスのうち、少なくとも2回は日経バリューサーチを紹介しています。さらに個別相談でも、情報がまとまっているから活用するようにとアナウンスしています。

 具体的には、資産規模や業績推移。ここ最近儲かっているかどうか。また、セグメント情報から海外比率を見て「海外重視の企業」と言われているが、まだまだ国内の比率が高いなど。学生に見るポイントを教えています。

 グラフ表示やレポート出力は「概要がつかめる」「企業がわかる」と好評です。

ご利用の環境・シーンについてお聞かせください

 就職課では「日経バリューサーチでこんなデータが取れるよ」と示すことで、学生が興味を持ち、次回から自分で探してみようという動機づけになると考えています。そこで、学生にすぐ説明できるように使えそうなデータをPDFであらかじめ出力しています。

就職課の職員が資料を準備するために利用していると学生が使えない、相談に来た学生に検索して渡そうと思ったら誰かが使っているというシーンが幾度とあったので、2014年4月にアクセス数を増やしました。

 今後は、業界の基本情報や競合状況だけでなく、業界内指標比較表などをもっと活用させたいと考えています。「売上高・時価総額」「規模」「成長性」など企業ごとのランキングは、非上場企業も含まれ、志望している業界の主要企業が簡単にわかります。日経バリューサーチは、企業や業界を色々な切り口からたどっていける。それを学生に理解してもらうことができれば、とても強い武器になります。遠い将来の話をすれば、もう少し財務諸表など企業を分析する情報を読みこなす支援ができればと思っています。

就職課として今後進めていきたいプランはございますか

 働き方としては、一般職で評価いただいている部分に加え、自分でもっと仕事を作り上げていくような可能性が拡がる企業への就職も進めていきたいと考えています。

 そのための一つとして中小・中堅規模でも実力のある企業をいかに探すか。2013年度卒の産業別決定状況で、製造業への就労は全体の7%未満です。これを安定的に10%以上にもっていきたいと考えています。ガイダンスで離職率の低さや成長性を軸として、なじみの薄い業界にも学生が興味を持つ機会を作っています。

 その際に日経バリューサーチを活用しています。個別相談時に「どうしてもアパレルが良い」「銀行に行きたい」という学生に対して、志望業界の視野が広がるように日経バリューサーチから取得した他の業界データを見せながら「こういう道もあるんだよ」とセットで話しています。

 自分で調べさせても良いのですが、取得できる事実をまず知ってもらうため、実際にパソコンの前で一緒に並んで検索することもあります。一緒に見ていくことでまず何をすれば良いかがわかります。地道に続けていくことで、興味を持って自分で調べていける学生を育てています。

日経バリューサーチへのご意見やご要望をお聞かせください

 上場企業のほかに非上場企業のデータも充実していますが、学生に多くの企業を知る機会を提供したいので、今後も収録企業数を増やしてほしいです。また、業界分析は価値の高い情報だと思いますので、ログインした後にツリー構造をたどって表示するのではなく、ホーム画面にあらかじめ表示されていると学生はより使いやすいと思います。財務諸表の用語も学生にとっては難しいため、辞書機能や用語解説リンクがあるとありがたいですね。わからないことがあればそこから自分で調べられるよとアプローチできます。日経バリューサーチを学生に伝えるために、引き続きデモID貸与など講習のサポートもお願いしたいと思います。

来年2015年は大学の創立65周年と本館(旧島津公爵邸)が竣工100年ですね

 旧島津公爵邸は1915(大正4)年に建物が竣工し、1962(昭和37)年に清泉女子大学の校舎となり、現在も本館として使われています。2012年には東京都指定有形文化財に指定され、当代の島津家の皆様にお越しいただきました。鹿児島県との繋がりをより深めていこうと、2013年度より清泉女子大学×鹿児島県のコラボ企画が本格的に始動しました。竣工100年行事ではこういった活動も含め、改めて建物の価値を知ってほしいと企画を進めています。

キャンパス写真

(日経MM情報活用塾メールマガジン5月号 2014年5月26日 更新)

プロフィール

大学名 清泉女子大学
創立 1950年
所在地 東京都品川区東五反田3−16−21
学生数 約1,954人
学部 文学部
Webサイト http://www.seisen-u.ac.jp/