NIKKEI Media Marketing

杏林大学

導入事例 Case Study
左から、晝間氏、森氏、久野ゼミ生、久野氏

『日経テレコン』『日経BP記事検索サービス』で
証拠を積み上げ、プレゼン・就活に説得力をプラス

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総合政策学部 准教授 久野 新 氏、久野ゼミ学生

人文・社会科学図書館 課次長 晝間 太郎 氏
           課長補佐 森 春子 氏

導入しているサービス
  • 日経テレコン(教育機関向け)
  • 日経BP記事検索サービス

 1966(昭和41)年に創設された杏林学園短期大学を前身として、1970(昭和45)年には医学部を開設。その後、保健学部、社会科学部(現 総合政策学部)、外国語学部を開設し総合大学として歩み始めた。建学の精神は「眞・善・美の探究」であり、人のために尽くすことのできる国際的な人材を育成する。文科省のグローバル人材育成推進事業と地(知)の拠点整備事業に採択され、一層教育活動も充実している。2016(平成28)年、三鷹に新キャンパス(井の頭キャンパス)を開設し、現八王子キャンパスの学部・大学院が移転予定。

データベースのご利用状況はいかがですか

 日経テレコンの「日本経済新聞(明治から戦後まで)」をオプションで契約しています。

 縮刷版の保管をデータベースに移行してから、「過去はどうだったのだろう」と調べるのに大変便利に利用しています。

 日経テレコンから記事を探して、毎回授業の材料に利用している先生もいます。図書館のアシスタントをしている学生達は、日経BP記事検索サービス(以下「BP記事検索」)もよく利用しているようです。

 数年前に他のデータベースも含めて、年間利用料から一検索当たりの費用を計算したところ、BP記事検索は相当安い方でしたね。

図書館の学生アシスタントについて教えてください

 学生アシスタントを導入して4年目になり、今年17名に増員しました。

 授業の合間など空いている時間に来てもらっています。職員ではなく、学生と同じ立場、目線を持つ先輩や友達が「これがいいよ」とすすめると、すぐに反応があります。学生と一緒に働いていくなかで、職員もよりわかりやすい説明を心掛けるようになりました。

 「図書館のイメージが変わった」と学生、先生の両方から声をいただいています。

図書館では、どのようなガイダンスを開催していますか

 1年生には、初歩的な文献検索やデータベースの使い方を教えています。

 一昨年からガイダンスの内容を先生と相談し、学部ごとに変えています。データベースに慣れることを目的に、パソコンルームで学生が操作しながらガイダンスを受けられるようにしました。夏には学内でプレゼン大会があり、そのための情報収集にガイダンスが役立っているようです。

 就職活動をテーマにしたガイダンスは、先生から日経テレコンを中心に紹介してほしいと要望があり、授業の中で紹介しています。日経テレコンを含め、色々な情報を収集した結果だと思いますが、学生から「希望する会社に就職が決まった」と嬉しい報告もありました。

 以前から言われていますが、図書館の役割は「図書、資料の貸出」だけではなく、「教育、就職支援」が加わってきていることを実感しています。

新キャンパス移転後の図書館についてお聞かせください。

 計画では、図書館の2階部分はアクティブラーニングスペースにして、本は置かない予定です。

 現在、図書館の中に小さなスペースを設け、実験をしています。希望者にはPCを貸出しますし、DVDを見ることができます。「おしゃべりをしてもよい」「飲み物も飲んでよい」と、どこまで許可するかを検討しています。

 学習する場の提供という意味で「空間」をサポートしていきたいと考えています。

授業やゼミではどのように活用されていますか

 (久野氏)「自分が利用する情報の信頼性はあなた自身の信頼性につながる」ことを学生には常に意識してもらいたいです。

 日経新聞や日経ビジネスの記事は非常に有益です。

 情報の質がピンからキリまであるなか、質の高い情報を瞬時に取ってくるスキルは、すべての学生に必要です。アジア経済を研究している私のゼミの2年生は、各自が選んだ一つの国について、日経テレコンやBP記事検索などを使って調べていきます。日本企業がその国に進出するにあたりどのようなチャンスや障害があるのかを学生に発表してもらうためです。

 日経ビジネス協賛の学生プレゼン大会にも参加させています。審査員は大学の先生や企業人なので、「専門家の○○氏の話によると」「○月○日の日経新聞の記事によると」など、出典のはっきりとした情報を証拠として積み上げていき、自分たちの導き出した結論を納得させるわけです。

 優良な情報は審査員を納得させる根拠として、非常に有利だと教えています。

 3年生には就活に向けて、改めて日経テレコンやBP記事検索のレクチャーを設けます。

 効率的な情報収集の方法を聞いた学生達は、実際に企業、業界分析に役立てているようですね。

 また、初めて出会った人と楽しく会話できるかどうかは社会人にとって必要なスキルだと思います。会話の共通項は何かといえば時事問題であり、ビジネス誌に書かれていることになります。

 学生には自分が気になっているニュースやキーワードに関して、データベースで検索して効率的に情報を集めてほしいですね。就活サイトにある企業情報はあくまでもスポンサーの情報、いい部分しか載っていないので、そこは注意しようと言っています。

 新聞や雑誌の記事は就活サイトの企業情報に比べれば概ね中立性が保たれているので、そういった意味でも信頼性は高いと思います。

就職活動でどのようにデータベースを活用しましたか

 (久野ゼミ/4年生)私は日経テレコンをメインで活用していました。

 例えば資本金などは、企業のホームページを調べればわかるかもしれませんが、日経会社プロフィルで調べると、業績推移や関連記事まで色々なことが一つにまとまって出てきます。

 業界を代表する企業3、4社をピックアップして比較をすると、会社ごとに強みのポイントがあり、その業界で上位にいる理由がわかります。面接前に記事検索から日経の記事を読んでおくと「最近こういう出来事があったね」と面接官に言われても、即座に話を返せます。そういうことが習慣づいていたからこそ、就活がうまくいったと思います。

 エントリーシートに書く内容も他の学生と同じような内容では埋もれてしまいます。日経テレコンの記事検索で得た情報がエントリーシート作成や面接で、非常に参考になりました。

(日経MM情報活用塾メールマガジン7月号 2014年7月28日 更新)

プロフィール

大学名 杏林大学
創立 1966年
所在地 東京都三鷹市新川6-20-2
学生数 4,525人(2014年5月現在)
学部 医学部、保健学部、総合政策学部、外国語学部
Webサイト http://www.kyorin-u.ac.jp/