Session 1 資産運用会社の現状と運用の基礎知識 10:00~11:30(90分)
- 1. 資産運用業界の現状と今後の見通し
- ・ 2つの箱(投資顧問と投資信託)とその特徴
- ・ 資産運用会社の経営戦略(本当に成長産業なのか?)
- 2. 商品の特徴を理解するための基礎知識
- ・ マーコビッツのポートフォリオセレクション
- ・ 効率的市場仮説
- ・ シャープによるベータ値の導入、CAPM
- ・ アノマリーの存在
- ・ 行動ファイナンス理論
- 3. 取扱商品の概要 ~ メリット、デメリットに注目、どのような批判があるか?
- ・ パッシブ運用 ~ただ乗り?~
- ・ アクティブ運用 ~ベンチマークに勝つためには?~
- ・ パッシブとアクティブの関係は?
- ・ クォンツ運用 ~ 伝統的なファンドマネジメントとの相違点~
- ・ オルタナティブ運用 ~ 最も注目を集める投資手法?~
Session 2 どのようなプロダクトが必要なのか 11:30~13:00(90分)
- 1. 家計の資産運用の現状
- ・ 100年安心年金の仕組み(年金制度自体は持続可能、しかし・・・)
- ・ 限定的な家計の資産運用~預金への偏重~
- ・ 預金へ偏重しても問題なかった? ~重要なことは購買力の維持~
- ・ インフレでなくても失われた購買力
- ・ インフレになると ~不動産がインフレヘッジ機能を喪失~
- 2. 家計の資産運用が定着しない理由
- ・ 仮説~金融リテラシーor株式市場の不振or円高or金融サービスの担い手の問題~
- 3. 運用会社の課題と変化
- ・ 機関投資家ビジネスと家計向けビジネス等
- ・ 資産運用業高度化プログレスレポート2022、2023
- ・ 多すぎるプロダクトと新規設定
- 4. 有望なプロダクトは?
- ・ インデックス(スマートベータ)?
- ・ 預金代替?
- ・ アクティブ?
- 5. 差別化の源泉は
Session 3 株式アクティブ運用を例として 14:00~15:30(90分)
- 1. 運用スタイル、哲学、プロダクトの差別化
- 2. 意思決定プロセス確立の重要性
- 3. 運用スタイル
- 4. 成長性分析
- ・ 段階
- ・ 定量
- ・ 収益モデル
- ・ 経営戦略分析
- 5. バリュエーション分析
- 6. その他の投資判断の材料~ マクロ、セミマクロの環境を理解することの重要性
- 7. リスクモデルによるリスクコントロール
- 8. アクティブ運用の評価方法
Session 4 為替とデリバティブの利用 15:30~17:00(90分)
- 1. プロダクト理解のための理論:為替編
- ・ 為替取引とは(スポットと為替予約取引、先渡し、先物)
- ・ 為替取引によるプレミアム(金利平価説の観点から)
- 2. プロダクト理解のための理論:デリバティブ編
- ・ ペイオフパターン図
- ・ オプション(その種類と特殊な条項)
- ・ 具体的な商品例
- ・ キャッシュフロー
- ・ オプションの価格はどのように決定されるのか?(モンテカルロの仕組みとブラックショールズモデル)
- ・ オプションが現物市場に与える影響(デルタの概念とデルタヘッジ)