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資金調達の実務 ─ オリジナル・ケーススタディ

概要 Outline

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター「インベストメント・バンキング講座」資金調達の実務 ─ オリジナル・ケーススタディ

基礎/1日集中(6h)

日時 2024年 6月 5日(水) 10:00~17:00 (お昼休憩 13:00~14:00)
プログラム
概要
 代表的な金融プロダクトである債券、株、CBがどのような背景で発行されているのか特徴やポイントを踏まえて概説します。また関連事項として、市場とのコミュニケーション(IR)や債券格付けについても触れます。本テーマは、実務講座群のエクイティ・ファイナンス、IPO、M&Aファイナンス、ベンチャーファイナンス受講の前提になる基礎知識を1日集中で習得することを目的とします。
講師 三浦 毅司(元クレディ・スイス証券 株式調査本部 株式調査部 ヴァイス・プレジデント)
早川 亮(元ドイツ証券 株式資本市場部 ディレクター)
会場
  • ★夏季日程は「Zoom」によるオンライン受講、または早稲田大学本校26号館での対面受講のいずれかを選択していただきます。

早稲田大学26号館(大隈記念タワー)7F
東京都新宿区早稲田鶴巻町516
受講料 48,000円(税込)
お問合せ先 wasedafmib@nikkeimm.co.jp
コンテンツ Contents

Session 1 デッドファイナンスの基礎 10:00~11:00(60分)

三浦 毅司(元クレディ・スイス証券 株式調査本部 株式調査部 ヴァイス・プレジデント)

  • 1. 銀行借入と社債発行および増資、それぞれの特徴とメリット、デメリット ~ ケースによってどれを選択すべきか?
  • 2. ALM(Asset Liability Management)
  • 3. 社債の種類と発行手続き ~ プライシングの仕組み
  • 4. 社債のプライシングの実務

Session 2 債券格付け 11:00~13:00(120分)

三浦 毅司(元クレディ・スイス証券 株式調査本部 株式調査部 ヴァイス・プレジデント)

  • 1. 社債格付けの仕組みと考え方 ~ インデックスとの関係
  • 2. 格付けと金利スプレッドの実際 ~ 震災後の東京電力債を例に考察
  • 3. デフォルトとの相関 ~ 債務不履行=倒産ではない
  • 4. 格付け評価に使われる主要財務指標と評価ポイント ~ 経営戦略や財務戦略も意識する
  • 5. 格付けを上げるためのファイナンステクニック
  • 6. 実際の決算短信を用いた格付け推定演習 ~ A格にするために必要な有利子負債削減額は?

Session 3 エクイティ・ファイナンスの基礎 14:00~16:30(150分)

早川 亮(元ドイツ証券 株式資本市場部 ディレクター)

  • 1. エクイティ・ファイナンスの目的・留意点
  • 2. 投資銀行の役割 ~ 機能別役割とコンフリクト
  • 3. 主要エクイティプロダクト
  • 4. 資金調達選択肢の特徴 ~ それぞれのメリット、デメリット
  • 5. 公募増資のストラクチャー
  • 6. 転換社債(CB)、私募型(MSCB)、他社株交換型(EB)
  • 7. IR活動とリサーチカバレッジの重要性
  • 8. 公募増資による株価へのインパクトについて
  • 9. CBのプライシングメカニズム ~ 債券価値とコールオプション価値
  • 10. 発行条件に影響を与える要素

Session 4 IR(インベスター・リレーション) 16:30~17:00(30分)

早川 亮(元ドイツ証券 株式資本市場部 ディレクター)

  • 1. IR~適正なプライシング(企業価値評価)を獲得するために
  • 2. 機関投資家の類型と特徴 ~ 機関投資家の資金フロー
  • 3. ヘッジファンド
  • 4. 投資家は何を知りたいのか ~ よくきかれるポイント
  • 5. IRミーティング、ロードショーの実際~ロードショー・プレゼンテーション
料金 Price

48,000円(税込)

早稲田大学FM&IB講座事務局(TEL.03-4232-7463/wasedafmib@nikkeimm.co.jp)の営業時間は、休日を除く月曜日~金曜日の10時~17時です。日程・講師・内容・時間割等は、都合により変更させていただく場合がございます。