本レポートは、「世界や日本のマクロ環境がどう変化していくか」をひも解きながら、未来の消費トレンドを考察します。世界では新興国を中心に人口が増え続 け、2050年には95億人を超えると予測されています。経済成長を続けるアジアの新興国を中心に生活の利便性を高める商品やぜいたく品の消費意欲は、こ れまで以上のスピードで高まっていくでしょう。
経済や社会環境の変化をベースに消費トレンドの未来を考えていくことは、新商品や新サービスの企画、経営戦略を練る上で外すことのできない前提条件になり ます。答えの見えない時代だからこそ、マクロの変化とミクロの変化を冷静に観察する視座が、生活者の消費性向をつかむために、これまで以上に重要な役割を 担っていくはずです。