立命館大学は、1869 年に西園寺公望が創設した私塾「立命館」、1900 年、西園寺の秘書であった中川小十郎が設立した「私立京都法政学校」に始まり、100 余年の歴史の伝統と歴史をもつ。小学校から大学院まで、それぞれが特徴ある教育カリキュラムを有し、46,000 人が学ぶ総合学園として現在に至る。
2015 年4月には、大阪府茨木市に新キャンパスを開設予定。社会と密着した課題解決型の教育・研究を地域との連携の中でさらに深め、進化させるとともに、「アジアのゲートウェイ」として教育・研究のフィールドを世界へと広げていく。
※2013年8月作成「大学におけるデータ活用事例~ブランドの価値向上を目指して~」より。
メディアリレーション、学園ブランディング、インナーおよびアウターとのコミュニケーション全般です。最近では、You Tube やFacebook などSNSを活用しながら、双方向のコミュニケーションを軸に、広報活動を展開しています。
現在、日本は教育の改革期にあります。そのような時代に広報に携わる者として、学園全体で情報を共有するシステムを構築しておきたいと思いました。
そのような中、他部課からは、新聞全紙を取っている広報課に情報提供して欲しいという声が上がっていました。但し、新聞をコピーして配布することには、もちろんコンプライアンス面での問題があります。 そこでデータベース関連の会社を探していたところ、日経メディアマーケティングと出会った次第です。
先ず、網羅している新聞の数が多いことですね。立命館慶祥中学校・高等学校のある北海道や立命館アジア太平洋大学のある大分県の新聞もカバーしたかったので、大変ありがたいサービスだと思いました。
また、日経テレコンナレッジパスポート&モーニングチョイスに近いサービスは数社から出ていましたが、費用対効果の点と柔軟なサービスをご提案頂いたことが決め手になりました。
今ではインナーコミュニケーションのツールとして、ナレッジパスポートは大いに活用させていただいています。
朝一番の段階でタイムリーに情報が取れて、それを選定して、メールで配信できるのは使い勝手が良いですね。メールであれば、まずは記事の見出しだけでも見てもらえるので効果的です。
仮に新聞社に記事1件ごとに許諾をもらってコピーを配布しようと思うと、申告も必要ですし、コピーして配る行為自体もすごく負荷がかかるでしょうから、そういった作業が数分で済んでしまうのはとても助かります。
1回に配信する記事の数があまり多くならないように心がけています。「これは読んでおかないと」と思っていただけるものに絞り込んでいます。1日の件数にして5~8件、メールでスクロールせずに見られる程度のボリュームでしょうか。
本学はもちろんですが他大学、世間一般を含めてホットに動いているところの情報を共有したい気持ちがあります。たとえば東北の災害復興支援の実態は現在どうなのか、とかですね。
発信した情報は、記事に写真も付いている形であったりしていますから、各セクションに渡って読まれています。
今、立命館は「多様な個性が集う伝統ある立命館で、一人ひとりがあらゆるBorder を超え、仲間とともに、未来を生み出すために進んでいこう」という想いを込めた"Beyond Borders" プロジェクトを推進しています。
全ての構成員でその想いを共有し、未来に貢献する学園創造に向け、協働していきたいと思っています。
大学名 | 立命館大学 |
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創立 | 1900年 |
所在地 | 京都府京都市中京区西ノ京朱雀町1 |
学生数 | 約35,204人 |
学部 | 法学部、経済学部、経営学部、産業社会学部、国際関係学部、政策科学部、文学部、理工学部、情報理工学部、映像学部、薬学部、生命科学部、スポーツ健康科学部 |
Webサイト | http://www.ritsumei.ac.jp/ |