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岐阜協立大学(旧岐阜経済大学)

導入事例 Case Study
経営学部長 大学院研究科長 教授 小倉 幸雄 氏<br />
図書館事務室 事務長 大音 浩一 氏<br />
図書館事務室 井上 香 氏

学内ゼミナール大会や卒業論文、就活に活用している
『日経バリューサーチ』

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経営学部長 大学院研究科長 教授 小倉 幸雄 氏
図書館事務室 事務長 大音 浩一 氏
図書館事務室 井上 香 氏

導入しているサービス
  • 日経バリューサーチ (教育機関向け)

※2015年6月取材当時の内容に一部修正を加え、掲載しています。
 岐阜協立大学は1967年4月地元大垣市を中心とする自治体、産業界および教育界の熱い要望のもと、岐阜県下初の社会科学系大学として経済学部経済学科を設立。1984年以降、校舎の新築、総合グラウンドの整備を順次実施。その後情報化時代に対応し、地域社会の要請に応えるべく経営学部、大学院、留学生別科等を開設するなど、ソフト、ハード面での充実をはかり、建学の精神に基づき地域に有為な人材を多数育成、輩出している。

『日経バリューサーチ』導入の経緯について教えてください

 日経テレコンの利用を通じ、10年以上日経メディアマーケティングとお付き合いしているなかで、有価証券報告書をはじめ会計や財務の生の情報が入手できる日経バリューサーチをご提案いただき、導入しました。特に本校は、経営学部と経済学部の社会科学系に特化した教育機関であり、地元経済界の要として活躍すべき人材の育成を目的として設立された大学です。経済と経営を基本に、公共政策、福祉、スポーツ、情報・メディアという私たちの生活に密着した分野を学ぶため、時代に即した企業や業界のタイムリーな情報が必要と考えています。日経ならではの豊富な情報量と、企業と業界をリンクさせる分析機能、便利なレポーティング機能などは、ゼミや授業での活用や就職活動にも役立っています。現在、ゼミ活動での利用を中心に図書館で大いに活用中です。

図書館で利用することができるのですか

 図書館内の専用パソコンで日経バリューサーチが利用できます。学生には図書館ガイダンスなどを通じて紹介していますし、操作方法などについての問い合わせや相談があれば図書館のスタッフが懇切丁寧に対応しています。図書館は、社会科学の書籍を中心に約34万冊の蔵書があり、地域の学術情報サービスとして一般にも開放しています。2014年度に改修して、1階部分は「自校教育」のスペース、2階部分は「アクティブ・ラーニング」のスペース、3階部分は「懇談と学び」のスペース(女子専用の談話スペース・Jクアドラント併設)、各々目的の異なるフロアに生まれ変わりました。2階と3階には、スクリーンとプロジェクターを用意したプレゼンテーションが行えるスペースを設け、本を読むだけでなく、学習者が能動的に行動できるようにしています。日経バリューサーチで得たデータをもとに作成された資料を用いて、その場でプレゼンテーションを行うことも可能です。

 現在、日経バリューサーチは学内ゼミナール大会の資料作成によく使われています。大会の直前になると、開館時間から閉館時間まで、パソコンの前に学生が座っていることも少なくありません。日経バリューサーチを取り入れたことで、図書館が実践的な学習の場となってきました。

実際の利用状況についてはいかがでしょうか

 毎年12月には、ゼミ(演習)で研究した成果を発表する学内ゼミナール大会が行われます。この大会は40年以上に渡って学生主体で開催されてきたものです。夏期休暇前後に各ゼミでテーマを決め、担当教員の指導のもと、ゼミ単位またはグループ単位で調査や研究を進めます。収容人数300人以上の大教室での発表は学生にとって大きなプレッシャーですが、発表後の学生たちは、達成感を味わい確実に成長を遂げています。日経バリューサーチはデータやグラフをExcelなど他のアプリケーションで利用でき、PDFやPowerPointへのレポート出力もできるため、情報収集能力だけでなく、プレゼンテーション能力や問題解決能力を培うのに役立っています。

 学生の研究対象は、経済、経営、公共政策、情報・メディア、スポーツ経営など幅広く、よりきめ細かいデータや国際的な情報が求められています。本学は卒業論文の作成が必修であり、その際にも日経バリューサーチのデータが役立っています。約120カ国3万7000社の海外企業データがありますが、学生たちの研究課題が広範囲に渡っているため、さらにより多くの企業データや、海外企業のデータと日本の企業との比較した資料の充実なども希望しています。昨今では、中国、韓国、ベトナムなどアジア圏の企業への注目が高まっていますので、この地域の情報があれば、より有効な分析ができると考えています。

就職活動での活用はいかがでしょうか

 日経バリューサーチは就職活動中の学生にも積極的に利用されています。本校の学生の主な就職先は、公務員、教員、各種団体をはじめ建設不動産業、製造業、卸売業、小売業、情報通信業、サービス業、医療・社会福祉、運輸郵便業、金融保険業など各業界に渡っています。学生への個別指導を徹底することで全国的にも高い就職率を保ち、上場企業や地元の有力企業への就職、また公務員や教員を目指す学生の指導でも実績を上げてきました。日経バリューサーチは、非上場企業の約2万2000社の最新データも収録していて、企業の財務、業界統計、ニュース、新聞記事、開示情報に至るまでカバーされているので業界分析や企業分析に大いに参考になります。今後は地元の中小企業の情報をさらに充実していただけると、就活での利用の幅が広がるのではないかと考えています。

2017年は大学の創立50周年ですね

 岐阜協立大学は「自主と自由」「全人教育」「地域との共生」を教育理念に謳い、岐阜県初の公設民営大学として誕生しました。現在では、大垣という街、そして岐阜という地域で協働の拠点となりつつあります。商店街の活性化やボランティア活動、社会人教育などに取り組んできたことで、地域の皆様に認められるようになってきました。また海外留学制度を充実させて、ハワイ大学マノア校、上海財経大学、江西師範大学などと協定を結ぶことをはじめとして、異文化体験事業、海外語学研修などの制度も整えてきました。2001年からは留学生別科を開設して、幅広く世界から学生を受け入れるなど、グローバルな人材育成にも力を入れています。

 これまでに2万4000人を超える卒業生を送り出してきました。まもなく半世紀を迎えようとしていますが、建学の精神として掲げてきた「地域に有為の人材を育成する」を継続して、より教育研究体制の充実に努めていきます。

キャンパス写真

(日経MM情報活用塾メールマガジン2015年7月号にて配信 2019年9月12日 更新)

プロフィール

大学名 岐阜協立大学(旧岐阜経済大学)
創立 1967年
所在地 岐阜県大垣市北方町5-50
学生数 1,250人(2015年5月現在)
学部 経済学部、経営学部、看護学部(2019年4月開設)
Webサイト https://www.gku.ac.jp