NIKKEI Media Marketing

近畿大学/広報部

導入事例 Case Study
キャンパス写真

横断的な情報収集を可能にし、
アウトプットを変えた『日経テレコン』

近畿大学 広報部Adobe PDF file icon

次長 角野 昌之 氏
   石川 誠一 氏

導入しているサービス
  • 日経テレコン

 近畿大学は、大正14年(1925)創立の大阪専門学校と、昭和18年(1943)創立の大阪理工科大学を母体として、昭和24年(1949)、新学制により設立され、現在は13学部48学科を有し、卒業生約50万人の総合大学です。建学の精神である「実学教育」を実践し、「クロマグロの完全養殖」「バイオコークスの開発」など実社会に還元できる多彩な研究をおこなっています。さらに平成28年(2016)には「国際学部」の開設によりグローバル人材の育成を目指しています。

広報部ではどのような業務をされていますか

 メディア向けのプレスリリースや記者会見、一般の方々へ向けたホームページなどによる情報発信、学生募集イベントの企画・運営、学生募集広告などを行っています。以前は「総務部広報課」「入学センター入試広報課」と別々の部署で業務を分けていましたが、2013年4月より、広報部に組織統合しました。現在は広報部が牽引役となり、大学としての広報案件はもちろん、小さな話題でもしっかり外に向けて情報を発信していけるよう、職員一人ひとりが高い意識をもって業務を行っています。

『日経テレコン』を導入した理由をお聞かせください

 日経テレコンは広報部の発足と同時に導入しました。広報活動を一層推進するには、広範囲から情報を集める必要があります。各新聞を個別にチェックするだけではどうしても情報の漏れが生じます。少しでも漏れのない情報収集を実現するために日経テレコンを採用しました。全国紙をはじめ500超の媒体を検索できるため、目的に合致した有効なサービスだと考えています。

 実際に、ある研究テーマについてのプレスリリースを書く場合、事前に教員から話を聞き準備をする必要があります。加えて、日経テレコンを使い始めてからは、他大学における事例の有無、紙面にどのように掲載されたか、その研究テーマの経緯なども含めて確認しています。研究に関する内容は難しいものが多いため、理解した上でわかりやすく伝える必要があり、私たちも勉強しなければなりません。その点、紙面に出ている記事は、記者の方々が一般の読者にわかるように平易な表現で書かれているものが多く、言葉の使い方の参考にもしています。

導入したことによるメリットについてお聞かせいただけますか

 過去40年にわたり蓄積した出来事を自由なキーワードで横断的に調べられることです。記事検索で「近畿大学」と検索すると、大学関連のリリース記事の本数や、コンテンツ別の本数がわかります。そのため、ニュースを1本リリースすると、次の日にはそのニュースのインパクトがどのくらいだったかが、視覚的にわかります。たとえば、iPS細胞の研究はニュース性の高いものですが、iPS細胞や再生医療の分野で、今までどのような研究が行われ、どれくらいの数の記事が掲載されているかなどの情報を追うことで、ニュースとしてのインパクトや、どういう書き方で紹介したら読者への訴求性が高いか、といった点を具体的にイメージできるようになります。

 大学がニュースを発表する場合は、単純にリリースという形で記者の方々へ配信したり、投げ込みをしたりするものもあれば、会見が開かれるものもあります。これまでに他の機関・大学などで発表された類似テーマの情報を集めたい場合などは、日経テレコンの記事検索で、その研究テーマに関するニュースを時系列で追えば、関連記事・ホームページなど情報の源に辿り着くこともできます。

情報を発信する際にはどのようなことを意識されていますか

 大学としては、マグロ(世界で初めて完全養殖に成功した近畿大学の「近大マグロ」)や、「つんく♂」さんがプロデュースした入学式の話題など、メディアに取り上げていただく機会も多く、しっかりとしたアウトプットをしていかなければならないと考えています。何から何までリリースするということではなく、日経テレコンなどを用いて情報のニュース的価値をしっかりと吟味し、情報の切り口や視点を考えることで有効な情報アウトプットに取り組んでいます。

今後の展望についてお聞かせください

 日経テレコンのメリットの一つは、事件・事故に関する情報を多角的に集めることができる点です。どこかの医療機関で事故が発生した場合、その事故について調べると、報道のされかた、医療機関側の対応なども知ることができるため、万が一を想定し、近畿大学で発生した場合の対処法の準備など、危機管理に役立てることもできます。

 何か問題が発生した際や、これから起こるかもしれない問題について、従来以上に、リスクおよびその対応について十分に検討、準備する必要が高まっています。日経テレコンを利用して、そうした情報を収集し調査を行っていますが、今後も一層強化していきたいと考えています。

(日経MM情報活用塾メールマガジン10月号 2015年10月26日 更新)

プロフィール

大学名 近畿大学
創立 1925年
所在地 大阪府東大阪市小若江3-4-1
学生数 31,586人(2015年 5月現在)
学部 法学部、経営学部、建築学部、文芸学部、農学部、生物理工学部、産業理工学部、経済学部、理工学部、薬学部、総合社会学部、医学部、工学部、短期大学部
Webサイト http://www.kindai.ac.jp/