テクノロジー・ロードマップ2018-2027 自動車・エネルギー編

2017年10月25日(水)発売

エンジン、EV、リチウムイオン電池、自動運転、HMI、太陽光発電、高温ガス炉等自動車・エネルギー61テーマの、これから10年の市場と技術の変化を予測


『テクノロジー・ロードマップ2016-2025 自動車・エネルギー編』(2015年11月発行)を全面改訂。特に、環境規制の強化への対応が求められる「ガソリンエンジン」「電気自動車」などパワートレーン関連と、クルマの知能化に関連する「自動運転」「セキュリティ対策」などの項目を全面的に書き直しました。

関連するレポートは、2,000を超える企業の経営企画・R&D・事業開発部門や大学・研究機関で活用いただいています。会議資料や取引先への企画書にデータを部分転載できる、未来予測ツールです。



「技術予測」の決定版レポート『テクノロジー・ロードマップ』の特長

従来の技術ロードマップは、技術計画を時系列的に示すもので、できた製品や技術が市場に受け入れられるかどうかの議論が抜け落ちています。『テクノロジー・ロードマップ』は、まず「市場ニーズ」を予測し、それを満たす「商品機能」を定義し、その機能を実現するための「技術」を提示するという、全く異なるアプローチ方法をとりました。

1技術2ページの解説と見開き2ページのロードマップの合計4ページで構成。短時間で興味分野の情報と予測をつかむ事ができます。コストパフォーマンスが高い市場調査。各分野の未来の市場規模がわかります。未来の社会や市場の変化を先取りし、そこに向けた「儲かる技術」の道筋を示す、実践的に「使える」ロードマップです。

目次/市場・商品・技術トレンド料金・内容はこちら

序章

総論:ロードマップの考え方・活用法 サマリー

第1章 エンジン・変速機

世界的な燃費規制の強化によって、完成車メーカー各社はクルマの燃費向上に力を注いでいる。当面は、既存エンジンの改良が中心でガソリンエンジンやディーゼルエンジンでは最高熱効率の向上が進む。可変バルブタイミング機構や可変気筒エンジンなどの可変機構の採用も拡大する。変速機では、伝達効率の高いDCTが増加する一方、既存の自動変速機では多段化が進む。


    • ●市場トレンド
      1. 2100年までの気温上昇を2℃以下に抑えるためには、2050年までにCO2の排出量を2010年よりも40~70%減らす必要がある
      2. 2050年までにクルマから排出するCO2を70%減らすためには、2030年まで毎年2.5%、2030年以降は毎年3.5%減らすことが求められる
    • ●商品トレンド
      1. 現在、ガソリンエンジンの最高熱効率はトヨタ自動車の最新型「カムリ」に搭載されている2.5Lエンジンで、ハイブリッド用の最高効率は41%
      2. 海外では過給ダウンサイジングからライトサイジング(排気量の適正化)へと軌道修正が始まっている。設計のモジュール化も今後広がりそうだ
    • ●技術トレンド
      1. ガソリンエンジンでは、超リーンバーン、高機能点火、可変気筒化、高膨張サイクル、可変圧縮比化、機械損失の低減、新材料の適用が進む
      2. リーンバーン化では次世代点火システムが、高膨張サイクルを実現するには可変圧縮比システムが必要。新材料は断熱化や摩擦低減に貢献

第2章 電動化

パワートレーンの電動化で先行するのはハイブリッド車(HEV)だが、普及は日本に偏っており、他の地域での普及は遅れている。フランス、英国が2040年にガソリン車、ディーゼル車の販売を禁止する方針を打ち出したことや、中国で新エネルギー車が急増していることを背景に、2020年ごろから電気自動車(EV)の普及が加速しそうだ。燃料電池車(FCV)はコスト削減に加えて燃料インフラの普及が課題。

第3章 安全・自動運転

自動運転には、いくつかのレベルがあるが、部分的な自動化が2018年ごろから始まり、高速道路に限定すれば2020年ごろから人間の操作をほとんど必要としない自動運転が実用化しそうだ。さらに、2020年代初頭には、限定された条件下ではあるが、人間のドライバーをまったく必要としない完全自動運転の自動化が見込まれる。自動運転に使うセンサ、頭脳に当たる半導体も、低コスト化、高性能化が進む。

第4章 カーエレクトロニクス

安全装置や自動運転技術の進化に伴って、車載OSには、従来別のシステムだった制御系と安全系のシステムを統合することが求められる。ネットワーク接続が当たり前になり、外部からのハッキングなどに対するセキュリティ対策が高度化し、EMC対策に対する要求も高まる。また、クルマの機能が高度化するのに伴って、これを使いこなすためのHMIでは、表示に加えて音声インタフェースが重要性を増す。

第5章 開発手法

先進国においては、クルマを単なる交通手段として捉える傾向が強くなり、ブランド価値を向上させるには、単にハードウエアの性能を向上させるだけでなく、ITと組み合わせた「拡張体験」の向上が重要性を増す。このためには、デジタルエンジニアリングやモジュール化の活用によりハードの開発効率を向上させるだけでなく、ソフトウエア開発基盤の整備によるソフト開発の効率向上も重要な課題になる。

第6章 材料・加工

これまで自動車用材料の中心だった鋼板の強度向上は今後も継続するが、並行して、高級車を中心にアルミニウム合金の使用比率が着実に上昇する。また樹脂製外板や樹脂ガラスの採用も進む。生産現場では大量のデータを収集し、これを生産の効率化や品質向上に生かす「インダストリー4.0」の動きが加速する。3Dプリンタはこれまで試作に使うことがほとんどだったが、今後は最終製品へ応用する動きが活発化する。

第7章 エネルギー

太陽光やバイオといった再生可能エネルギーの導入拡大に伴って、エネルギー制御を最適化するネットワークのスマート化が必要となり、そのための手段の一つとしてグリッド化が提案されている。シェールガス・シェールオイルの採掘量増加により、世界の原油と天然ガスのサプライチェーンは大きなインパクトを受ける。次世代原子炉である高温ガス炉や、核融合は2030年以降の実用化が見込まれる。

料金 30万円(税別)
内容 内容
  • レポート(A4判、304ページ)
  • CD-ROM(本体に掲載されたロードマップを収録)
購入特典 『日経ビジネスDigital』6カ月購読

提供:日経BP社/日経BP総研 未来研究所

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